看護師国家試験まとめ

暮らしの備忘録

こんにちは、honokaです。
看護学生のみなさん、国家試験の勉強はもう始めていますか?
今日は、昨年度の私の国試勉強の経験をまとめて記事にしてみたいと思います。

と、言っても備忘録のような感じです。
気楽に見てくだいさいね。

もう7月ということで、最終学年の皆さんは模試を1回経験した、あるいはそろそろ迫っている時期でしょうか。
(私は7月末に1回目の模試があった気がしますね〜)

看護師国家試験のしくみ

はじめに、看護師国家試験のしくみを簡単に紹介します。

問題構成

看護師国家試験の問題構成は、

  1. 必修問題:50問(1問1点)
  2. 一般問題:130問(1問1点)
    状況問題:60問(1問2点)

となっており、
必修問題は50点満点、一般・状況問題は250点満点です。

必要な得点率

必要な得点率は、
私が受験した第110回看護師国家試験の場合は、

  1. 必修問題は、80%以上(毎年変わらないボーダー)
    →40点以上
  2. 一般問題・状況問題は、63.6%以上(第110回看護師国試の場合)
    →159点以上

となっていました。

必修問題は、80%以上の正解率がないとその時点で不合格となります。このボーダーライン設定は毎年変わりません。
シビアに聞こえますが、受験生にとっては常識のような問題ばかりなので安心してください。

一般・状況問題は、だいたい毎年60%ほどの得点率が必要になっているようですね。

試験日・時間

試験日は毎年2月上旬です。
第110回の看護師国家試験は、2021年2月14日でした。
厚生労働省からの正式な日程発表は、毎年8月か9月ごろにあるはずです。

当日は、午前と午後に分けて問題を解きます。
ピッタリ半分づつの問題数を解く形式で、午前と午後それぞれ、
必修問題:25問、一般問題:75問、状況問題:30問を解いていきます。

試験時間は、
午前と午後それぞれ2時間40分ずつです。

国試勉強

次に私の国試勉強の方法を紹介します。

問題集・参考書

私が国家試験の勉強に使っていたのは、

  • クエスチョン・バンクSelect必修2021
  • クエスチョン・バンク2021
  • レビューブック2022

これらのテキストでした。
すべてメディックメディア社から出版されています。

クエスチョンバンクSelect必修(以下 QB必修)とクエスチョンバンク(以下 QB)は問題集で、
レビューブック(以下 RB)は参考書です。

QBとRB、看護師国試の問題集・参考書として有名だと思います。
QBとRBの最大の特徴は、相互に連携しているところかなと思います。
個人的に、問題集と参考書が連携していることはとても大切だと思いました。

問題集で問題を解いて、復習したい/詳しく学びたいことがあった時に相互に連携していると、すぐに参考書のページに飛ぶことができますし、逆も然りです。

また、基本的にQBとRBで同じ図や表が使われているため、目に触れる回数が多く記憶しやくなる気がします。

私のQB活用法

私はQBを購入して、スキャナーでスキャンしてiPadに取り込んで勉強していました。

スキャンして電子化したことのメリットは、

  • iPadさえあればいつでもどこでも問題集が解けること
  • 状況設定問題を解く時にキーポイントに線を引いたりしながら解けること
    (その問題を解いたら書き込みを消して次回も真っ白な状態からスタートできる)

でした。

とにかく何回も繰り返し解いて、問題パターンやよく問われる問題を押さえていくことが重要な国試勉強には、iPadに取り込んだ勉強法はとても向いている気がしました。

私のRB活用法

RBには、過去10年間の国家試験で出題された内容がぎゅぎゅっとまとめられています。

問題集や過去問を解いていて分からなかったことは、だいたいRBを開くと載っています。
そのくらい情報量が多いので、よく開くページには付箋をつけて求めている情報にすぐにアクセスできるようにしていました。

また、自分のわかりやすいように図などを用いた解説を付箋に書いて、ページの空いている所に貼り付けたりしていました。
(書籍の内容はお見せできないので付箋部分以外の本文にはモザイクで)

このように、私は「免疫」の付箋のページを開くと、自然免疫と獲得免疫の概要がパッと目に入るようにしていました。

私の勉強スケジュール

何の変哲もないスケジュールです。
4月にQBとRBを買って、2月の国試までにQBを3周くらい解けばいいかなと思いながら勉強をはじめました。

1周目!
7月末の模試までにゆるーく1周しました。
「こんな問題、こんな分野が出るんだぁ」「あ、この分野忘れてるなぁ、勉強しなくちゃ」と思いながら。
あとで振り返ると、この1周はゆるっとすぎて解いた問題をあまり記憶できていませんでした。
解きながら覚えちゃうと効率的だったかなと思いますが、私はこの時期にそんなモチベーションはなく、1周目を通しただけでも偉かったということにしておきます。

2周目!
10月の模試に向けてもう1周しました。
今回は分からない問題を教科書などで勉強し直したり、国試勉強系のYouTubeを見て学んだりしながら、丁寧に進めていきました。
必修問題も一般問題も等しく2周目を解きました。
しかし私は2回目の模試時点で必修問題の点数が悪く、このあと本気を出して行くことになります。
そのため、安心したい人は必修問題は早めに勉強しておくことをオススメします。

3〜5,6週目!
10月の模試で必修問題の点数が悪かったのがショックで、早めに(とはいえ卒業研究も大詰めな時期だったので適度にサボりながら)必修問題だけ3周目を解きました。
12月中旬の3回目の模試と卒業研究の発表会が終わってから本当の本気を出して、年末にやっと一般問題の3週目も解き終わりました。
その後は、苦手な分野や何回も間違える問題に絞って何回も解き直して、記憶していきました。
国試直前の1月末や2月頭は、3回分の模試の解き直しや復習をしたり、苦手に関係なく必修問題をもう1周解いたりしていました。

まとめ

以上が看護師国家試験の仕組みと、私の勉強に関する備忘録でした。
あくまで備忘録なので誰かの役に立つか分かりません。笑

これから看護師国家試験を受ける方は、体調に気をつけて自分のペースで是非勉強を進めていってください。応援しています。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

2021/07/16
honoka

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